1998年09月15日
三宅島でダイビング
飛び石連休を利用して伊豆の三宅島に「ダイビング&ドルフィンウォッチングツアー」に行ってきました。自動車免許と同じ様に「ペーパーダイバー」になりかけていた私にとって実に4ヶ月ぶりのダイビングとなりました。
1日目(9月12日)
羽田3時10分発の飛行機で三宅島に向かう。飛行機…と思ったら、64人乗りのプロペラ機でした。なんだかバスみたいな印象を受けました。飛行時間約50分で三宅島に到着。三宅島は風の強い島でした。
2日目(9月13日)
朝、時間が余ってしまったので近くの浜(大久保浜)までお散歩。非常にいい天気で日差しが強い。太陽の光や空の色が東京と全然違う(…といっても三宅島も東京都なんだけど)。太陽の光は強いし、空の色はずっと濃い。海の色も濃くて青いので、ここに潜るのが楽しみになってくる。
そして、ダイビング。伊豆の海岸でよく見るお魚もいるけど、サイズが全然違う。すごく大きい。イソギンチャクにむれるクマノミがかわいかった。潜っていてふと、水面を見上げると太陽の光が波間に反射してキラキラしていて、そのキラキラと自分との間を小魚の群れがすーっと泳いでいった。
3日目(9月14日)
南の海上から熱帯低気圧(その後の台風5号)が北上しているせいで、波が荒くなり、波打ち際からのエントリーが難しいため、ボートからのダイビングとなる。私はボートダイビングは初めてで内心不安でいっぱいだったが、今回のダイビングはインストラクターをして「これよりひどいボートダイビングはないから」というほど過酷なダイビングだった(らしい)。海上で木の葉のように波に揺られるうちに、すっかり波酔いしてしまった。しかし、一旦中に潜ってしまえば波は関係なく、∩型のアーチが何個所も有りその中をお魚と一緒に潜り抜けたり、エイと遭遇したりした。…帰りのボートがまた地獄だった。詳しくは書きませんが…。(ご迷惑をかけた方、ごめんなさい)
そんなこんなで私もやっとダイビングの通算の本数が10本になりました。
夜、台風が近づいていたが空には星が出ていた。生まれて始めて流星を見た。その時思っていたことが「明日の船がちゃんと出て、ちゃんと帰れるといいな」だったのがなんとも残念。
4日目(9月15日)
台風が近づいていて海況が悪いため、ドルフィンスイムは中止になった。ちょっと心残りだが、ダイビングでいろいろなお魚が見られたせいかそんなに残念ではなかった。しかし、帰りの船はなんとか正常通り運航し、無事東京に帰ってくることが出来ました。竹芝桟橋のそばから見た東京の夜景は光でいっぱいでした。…というわけで、台風5号を連れて帰ってきちゃった、かな。結果的に。
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