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2001年01月26日
本のやりとり
先日、友人と久しぶりに会って、本の受け渡しをしたり、その本を読んだり、感想をメールで言い合ったりしているので、なんだか本の話が多いです。というわけで、今日も本の話。
実は、その本の受け渡しをした友人達もホームページに日記を掲載していて、ここ数日の日記が本の話になってます。しかもちょっとずつ内容が重なっているので面白いな、と思っていたら、「まるで交換日記のようだ」と書かれていたので、思わず笑ってしまいました。
それと思い出したのが、やはり北村薫さんの小説「六の宮の姫君」。どういう理由で思い出したのかを書くと、小説の内容のネタバレになってしまうので、書きませんが。この小説のシリーズも好きなシリーズです。「円紫さんと私」と呼ばれているシリーズで、現在「空飛ぶ馬」「夜の蝉」「秋の花」「六の宮の姫君」「朝霧」と5冊発行されています。
このシリーズ、当初は女子大生だった主人公がシリーズを追うにつれ徐々に年齢を重ねていきます。しかも主人公が文学部の日本文学の専攻で、しかも姉がいる、という部分が私と似ています。ま、主人公の姉は「街の人が振り返るほどの」美人で、優等生だった、とかいう点は私と大幅に違いますが。
んで、この「六の宮の姫君」は主人公が大学の卒業論文を書く、という場面が出てきます。私もこの本を始めて読んだ時にちょうど大学の卒業論文を書いている頃だったので、偶然の一致とはいえ、驚きました。今でもこの本を読むと自分が卒論を書いていて、うんうんうなってた頃の思い出が浮かんでくるのです。
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