2001年02月19日
エンターテイメントな週末
週末の間にお芝居とコンサートに一回ずつ行きました。誘ってくれた…というよりも全てを手配してくれたDさんどうもありがとう。非常に文化的、というか濃ゆい素敵な週末でした。
お芝居の方は、鴻上ネットワークの「恋愛戯曲」。内容や感想について色々書きたいんだけれども、まだ私の中で言葉としてまとまっていないので、とりあえず、主役の筒井道隆くんが朴訥としていて格好良かった、ヒロインの永作博美さんが、可憐でわがままで素敵だったという表面的な感想のみに止めておきます。筒井くんは好きな俳優さんのうちの一人だったりもするので、生で見れて非常に嬉しかったです。
コンサートの方は、スガシカオin横浜アリーナ。スガシカオさんについてもほとんど予備知識のないままにコンサートに行ってしまったのですが、オープニングからスタンディング。…こりゃキツイかな、と思っていたら途中でちゃんと「アコースティックコーナー」もあって、椅子に座って見れました。最後の方のファンキーなナンバーも良かったけど、個人的には弦楽四重奏を加えてしっとりと聞かせてくれたアコースティックコーナーが良かったな。
あと、良かったことといえば、スガシカオさんについて私が知っていることは「SMAPの『夜空のムコウ』を作詞した人」というぐらいの知識だったのですが、なんとアンコールで『夜空のムコウ』のご本人バージョンが聞けたのです。アルバムにも入っていないそうなので、貴重だったかも。ご本人のトークも大笑いさせていただきました。
なんか、客席と舞台が一体となって、リラックスして聞けるいいコンサートでした。
…なーんていう文化的な週末を過ごしてしまうと、やはり後遺症は出てしまうもので、何か今日一日中心ここにあらず、というか魂が半分抜かれてふわふわと漂っているような、気がつくと「恋愛戯曲」のシーンやコンサートの部分部分が思い浮かんでしまいました。自分でも「あ、今、魂が抜けてるな」というのが判ってしまって、これはいい音楽や芝居や風景や絵や写真や踊りや小説を見たり聞いたり読んだりした後、しばらくこういう状態になってます。いいものは、いい。たまには自分にこうやって刺激を与えてやることも必要ですね。
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