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2003年02月25日

ハードディスクの取替

と、言うわけでなんとか復活しました。HDDだけ取り替えて、中身やプログラムやOSも全部新しいHDDにコンバートしました。心もち、アプリケーションの起動や動作が速くなったような感じで快適です。
以下、どういう風に障害が起きて、どういう風に治したかをメモ代わりに。(ここから下に書いてあることを万が一マネをして、故障してしまったとしても責任はもてませんので。念のため)

大分前から、複数ウインドウやアプリケーションを同時に立ち上げて作業すると動作が遅くなったり、不安定になったり。それが、1週間くらい前からウインドウの起動時に「SMART機能がエラーを検出しました。とっととHDDの中身をバックアップして取り替えてください」というようなワーニングが表示されるようになりました。検索で調べてみると↓の日記にもあるように「HDDのエラーで故障寸前の断末魔のような表示」とのこと。まあ、多分HDD故障の原因は机の足元にPCを置いているのでよく蹴っ飛ばすからなんだろうな…。

あわてて、ビックカメラで40GのHDD(ディスク移行ツール付)を購入。今回はきちんと『メーカー製で箱入りで説明書付』のものを購入しました。先代のFMVにHDDを増設したとき、何をトチ狂ったのか『秋葉原でビニールにくるまれてるだけ』のHDDを購入してしまい、その後そのHDDを『どうやって設定して、どうやって接続して、どうやって認識されたか』は私のPC史上の永遠の謎です。(もう一度やってくれと言われても多分もう出来ません)

更に、ここでディスク移行ツールつきというのがミソで、この辺のページを参考にして(というかそのまま利用して)ディスク移行作業開始。まず、付属のCDから移行ツールをFDに落とします。これで、FDからディスク移行ツールが起動できるようになります。
そして、元のHDDと新しいHDDをIDEケーブルで接続します。…と思ったらいきなり問題発生。今自分が使ってるPC(HPのPavillion2250)は省スペースPCなのでHDDなどのドライブの追加には対応していないらしく、IDEケーブルと電源に空きがないのです。

うわーとあわててPCのマニュアルやらHDDの説明書やらを眺めるが、無いものはない。仕方が無いので試しに、CD-ROMの電源とIDEケーブルを一旦外して新しいHDDに接続。FDから起動してみると、きちんと両方のHDDを認識したので、コピー元とコピー先を間違えないように(間違えたらえらいこっちゃ)HDDのコピー開始。このツールを使うと面倒なHDDのフォーマットやパーティション云々やOSやアプリケーションソフトのコピーを一切合財やってくれるので非常に楽です。しかも、CD-ROMのケーブルの方につないだおかげで、更に面倒な「マスタ」「スレーブ」(どっちが主でどっちが従かという感じ?)の設定もしなくて済んで万万歳です。(同じIDEケーブルに接続すると、設定しないといけないらしい。ジャンパピンやスイッチで設定するのでややこしい)

そうして、40GのHDDディスクをコピーすること約1時間半(最初、「残り時間8時間」とか出てきたときはどうしようかと思ったけど、当然データが無いところはコピーが早かったです)、無事コピーが終了しました。そして、一旦電源を切って、元のHDDを外して新しいHDDにつなぎ、外したCD-ROMのケーブルと電源もつなぎ直して、再度立ち上げです。このときにもう一度ディスク移行ツールから起動して、新しいHDDの方を起動ドライブとして設定しなおしてコピー終了です。立ち上げなおすと…、おお、デスクトップもおんなじだし、アプリケーションも全部揃っていて全く前に使っていた環境と一緒です。自分で作業をしていなければHDDが入れ替わったなんて気がつかないくらいです(笑)。HDDが壊れたときは一瞬「ああ、OSを入れなおして、アプリケーションも全部入れなおして、ネットワークも設定しなおして…」と憂鬱になりましたが、全然楽でした。(めでたし、めでたし、かな)

2003年02月25日 22:40

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