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2004年05月30日

明治座「燃えよ剣」

ばたばたしているうちに、5月も終わりです。
そういえば、先週明治座で上川隆也座長公演(!)の「燃えよ剣」を見てきました。会社帰りの観劇だったのでばたばたして行きましたが、途中の休憩時間でお弁当を食べたり次の休憩時間で明治座名物「アイス最中(人形焼入り)」を食べたり楽しく見ることができました。
司馬遼太郎の「燃えよ剣」が原作と言うことで、一応文庫を買って読んで予習してから行ったのですが、やはり4時間3幕の長い長い公演とはいえ、ストーリーはそれ以上に長く、個々のエピソードの連続で間の話の展開を頭の中で補完しながら見ていたので読んでおいて良かったです。…日本史好きなのに幕末オンチなので読まずに行ったらさっぱり訳がわからなくなるところでした。
有名な池田屋のシーンとか、油小路のシーンとかのセリと連動したセットの使い方も面白かった。家のセットを持って来るシーンではやや暗転が長くなってしまったのが残念(2幕が長い暗転が多かった…)。
とはいえ、上川さん座長公演と言うことだけあって、見せ場である殺陣や濡れ場もたっぷりあったし(ちょっとサービスしすぎ?な部分もあったり)、他にも小劇団系の役者さんもたくさん出ていて楽しめました。個人的には第三舞台の京晋佑さんが藤堂平助役で出ていたのが嬉しかったり。
と、まあこれまた見た人でなければわからん感想をずらずらと書き並べてしまいましたが、やはり、同じ芝居を二度見に行く、しかも明治座公演の様にS席料金が1万円を超えるお芝居に2度行くのはなかなか財政的に厳しいなと思ったのでした。(あれ、前にもこんなことを書いたような…)

2004年05月30日 20:56

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