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2003年11月21日
「ウーマンインブラック2003」
秋といえば芸術の秋。ということで私的に「エンターテイメント強化月間」に突入しつつあります。パルコ劇場で「ウーマンインブラック2003」を見てきたので、忘れないうちに感想など。
(一応、ここから下、ネタばれになります)
何故、タイトルのところに2003と加えたかというと、1999年に今回と同じ斎藤晴彦・上川隆也のキャストで上演されているからです。そして、前回も見に行った私。
つまり今回のは再演ものです。ストーリーはホラー、形式は二人芝居。二人芝居なので、上川さん二時間出ずっぱり、喋りっぱなし、客席から登場、通路を駆け回る、とマニアにはたまらない一品に仕上がっています。…ではなくて。
ホラーというのは先が見えない恐怖に怖がってナンボのものだと思うので、今回、ストーリーからオチまでわかってしまっているのはちょっと個人的には残念。前回の方が先が読めない怖さがあって、純粋に楽しめたかな。でも、わかっていても光と闇を効果的に使った演出や音響効果、役者さんの語り(斎藤さんの「ご想像ください。…」)で充分怖さは堪能しました。
夏のホラーもいいけど、晩秋の英国を舞台にしたホラーもなかなか良かったです。
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