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2004年04月11日

帝国劇場「エリザベート」

春のエンターテイメント強化月間第三弾(第一弾と第二弾はそれぞれ落語とキャラメルボックスを見に行った)で帝国劇場にミュージカル「エリザベート」を見に行きました。
今回はチケットを取ってくれたYさんの黄金の右腕のおかげで、なんと、センターブロックの前から2列目で見ることができました。帝国劇場ですよ、東宝ミュージカルですよ、一路真輝主演ですよ。にもかかわらず前から2列目、オーケストラピットの目の前。今まで、キャラメルボックスなどの小劇団の劇場では最前列っていうこともありましたが、こんなオーケストラピットが入るようなでっかい、豪華な劇場でこんなに前で見たことが無かったので、異様に興奮して緊張してしまいました。Yさんどうもありがとう。
役者さんそれぞれの表情はおろか、衣装の早変わりのときのマジックテープをべりっとやる音まで聞こえてしまうような、素晴らしい席でした。

(ここから内容についてのネタばれを若干含みます)
やっぱりミュージカルはいいですね~。特に主役二人(一路真輝、山口祐一郎)の歌声にはうっとりしてしまいました。特に山口祐一郎さん。死の帝王トートの恐さや孤独がびんびん伝わってくる迫力のある歌声でした。そうそう、アンサンブルの人たちの歌声や群舞も迫力があってよかった。王朝に対しての反逆心を歌うところとか良かった。
あと、衣装。ハプスブルグ王朝の華やかかりし頃のなので、衣装も豪華。いったいエリザベートは何回お召し変えしたんだろうというくらいたくさんの衣装が出てきました。
なんか、感想がうまくまとまってないですが、なんかトータルですごい豪華なもの見ちゃったなー、と言う感じです。

そうそう、隣の席に座っていたお姉さんが洋服といい香水といいやけに気合入ってるな~という感じだったのですが、彼女はどうやら山口祐一郎さんのファンだったらしく、最初は身を乗り出して見ているだけだったのが(芝居の中心が他の人に移っても目は山口さんを追いっぱなし)、ミュージカル後半ではだんだん身振りがつくようになり、そのうちに舞台上で一路真輝を押しのけてトートとデュエットを始めるんじゃないかと、ちょっと気になってしまいました。でもなんか、そこまで魅了されてしまう気持ちもわからないでもないような…。

2004年04月11日 21:05

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