国内旅行記
 国内をあちこち旅して回った記録です。

滋賀と琵琶湖とひこにゃんと(2009年12月)

やや季節はずれな感はありますが、2009年12月に滋賀県の長浜~彦根~五個荘~近江八幡~石山と湖北、湖東地方を廻ってきました。
なぜ、滋賀県に行ったかというと、「全国行ったことない県をなくそうキャンペーン(残りは熊本県、鹿児島県)」を振り返ってみて、「そういえば、滋賀って高校の修学旅行で石山寺と三井寺に行っただけじゃん」ということを思い出したので、今回じっくりと滋賀県を回ってみたかったのです。


と、いうことで最初は長浜。豊臣秀吉や山内一豊、石田三成ゆかりの歴史のある街です。
「黒壁スクエア」という洋風土蔵造りに黒漆漆喰の建物が並ぶ素敵な街並みでした。

お店がオープンする前の黒壁スクエア近辺。ガラス工房やカフェなど洒落たお店が並んでいました。
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おしゃれなお店も良いですが、こういう昔ながらの建物でやっている地元に根付いたお店も好きです。
味の素の看板がいい味を出しています。が、散歩しているうちに雨がひどくなってきてしまいました。
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ので、分福茶屋の「つぶら餅」で一服。
外側がカリッとした丸いお餅の中にあんこが入っていました。焼きたての熱々で美味しかったです。
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続いて彦根。彦根といえば↓の彼です(笑)。
彦根城の入口に「本日のひこにゃんのスケジュール」という立て札が立っておりまして、この日は雨模様だったため、博物館内での撮影会となったのでした。ちなみにこちらの博物館はお城やお寺に隣接する博物館としてはとてもしっかりとした内容の展示だったのでこちらもお勧めです。

いや、まさに撮影会。どこのグラビアアイドルだろう?って感じでした。
(ポーズがいちいちかわいいんだな)
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彦根城天守閣。立派なお城でした。
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玄宮園という彦根城の庭園。
水面に名残の紅葉が映えてそれはそれは綺麗でした。
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続いて、五個荘という町並み。
こちらは電車で行くとややアクセスが悪い(JR能登川駅からバス)ので、最初行くかどうしようか迷ったのですが、行って良かったです。

田んぼの中に奇跡のように昔ながらの集落が残っています。近江商人発祥の地だけあって、重厚なお宅が多いです。しかも数軒の家が資料館や案内所になっている他はほとんど観光客向けのお店もなく、今も生活を続けていらっしゃるのでとても静かで落ち着いた素敵な街並みでした。

昔ながらの街並みって歩いていると血が騒ぐなあ、と自分は「街並みフェチ」であることを改めて発見。
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資料館になっているお宅の2階から、お庭をぱちり。
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それぞれのお宅の外側に水路が張り巡らせてありまして、そこで丸々とした錦鯉(=裕福さの象徴)を飼っているのですが、門の内側には洗い物や水汲みなどに利用するスペースがありました。
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水郷、近江八幡。
本当はこの水路を船で回ったりできるのですが、12月は残念ながらシーズンオフ。
でも、この日は陽射しが暖かかったので、水路の周りを散歩するのも気持ち良かったです。
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で、近江八幡には古民家を改造したこんな素敵なカフェ兼ギャラリーがありましてこちらでお茶をいただきました。
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デザート盛り合わせ(奥のドンブリはドリンクで注文したホットチャイです)。どーん。
お昼を軽めに済ませておいて良かった、と思うほどの豪勢なデザートセットでした。美味しかった。
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写真には残していませんが、鴨鍋や近江牛のステーキなど滋賀県の美味しいものもばっちりいただきました。
最後に修学旅行で行った石山寺と三井寺にもちゃんと行ってきたのですが、あんまりよく覚えていなくてやはり、修学旅行なんかで誰かに引率されて行く旅行よりも自分で考えて企画した旅行のほうが印象に残るなあ、と実感したのでした。