« 2012年の感想文 | メイン | 2014年の感想文 »

2013年の感想文

およそ一年ぶりにエントリーのページを開いたので、設定方法とか大体忘れてました。
いかんいかん。
というわけで、2013年の観劇感想文です。
今年はお芝居が10本、落語が4回、アイスショーが2回、フィギュアスケートの競技会に3回くらい行ってました。
お芝居も結構観に行った年でした。

3月

「トリオ」(LEMON LIVE)@下北沢OFFOFFシアター
女三人で無限大度:☆☆☆☆
3人の女優さんの全開のお芝居をただただ楽しんだ舞台。
女三人のかしましさやしたたかさやせつなさが合体した素敵なお芝居でした。
西牟田さん、武藤さんもよかったけど、野口かおるさんがすべてをかっさらっていって素晴らしかった。
男優さんは日替わりだったのですが、他の人のキャストの時も見たかった。

「隠し剣鬼の爪」「盲目剣谺返し」(演劇集団キャラメルボックス)@サンシャイン劇場
ハーフタイム2本見ると印象が混ざる度:☆☆☆
藤沢修平原作だからなのか、ハーフタイムだからなのか、時代劇だからなのか、やや淡々とした印象のお芝居。
菅野さんの老け役が良かった。キャラメルも老け役が違和感なくできる役者さんが増えたなあと。

4月

「ORANGE」(AMUSE×PEOPLE PURPLE)@本多劇場
元ネタが重すぎて消化不良をおこしそう度:☆☆☆☆
男優さんメインの重くて熱いお芝居でした。
しかし、あらすじは知ってて観に行ったものの重い話でした。こういうお芝居をやり続けていくことの大変さ、大切さがよくわかりました。エピソードがやや詰め込み過ぎなのと、後半の展開がちょっと唐突だったかも。

5月

「ヒノダン」(TEAM発砲B-zin)@本多劇場
限定といわずちょいちょい復活してほしい度:☆☆☆☆
待ってましたの限定復活公演! きださんの主役っぷりや小林愛ちゃんのヒロインっぷりを熱く熱く楽しみました。
相変わらず予告編やテーマソングなど、楽しませる要素満載のにぎやかな舞台でした。

6月

「ナミヤ雑貨店の奇跡」(演劇集団キャラメルボックス)@サンシャイン劇場
原作ありの完成度はさすが度:☆☆☆
過去と現在が入り混じる複雑な構成の話でした。複数存在する過去がどんどん現代につながっていって面白かった。

7月

「ジャングルジャンクション(男組)」(演劇集団キャラメルボックス)@THEATER1010
アーリータイムスはやはり楽しい:☆☆☆
難しいこと考えたら、負けのアーリータイムスのキャラメルボックス。
アクションバリバリ、テンションと勢いで突っ走るお芝居で楽しかった。「女組」の方も見たくなりました

8月

「ずっと二人で歩いてきた」(演劇集団キャラメルボックス)@サンシャイン劇場
しっとりを期待していったらこってりだったでござる度:☆☆
クライマックスで一番物語の本筋に関係のない人がブチ切れるという良くわからん展開でした。
「雨と夢のあとに」の続編ではなく、全く別の話だったらよかったのに。

「雨と夢のあとに」(演劇集団キャラメルボックス)@サンシャイン劇場
再演ものに外れなし度:☆☆☆☆
再演ものに外れなし、ただし初演のインパクトをこえるのは大変だなあと。
今回のヒロイン里琴ちゃんの自然体のヒロインっぷりがかわいかった。

9月

「真田十勇士」@赤坂ACTシアター
「われら真田十勇士」←あんた違うじゃんというツッコミはなしの方向で度:☆☆☆☆
やっぱり上川さんは舞台の人だなあ-!と上川さんが舞台に登場した瞬間に感じました。
発声、滑舌、殺陣をすっかり堪能しました。見栄の切り方が上川さんだなとしみじみ。
あとは上川さんと里見さんの殺陣が素晴らしかった。

12月

「ウルトラマリンブルークリスマス」(演劇集団キャラメルボックス)@サンシャイン劇場
観ている我々も大人になりました度:☆☆☆
キャラメルのクリスマス公演らしい話「終わりよければすべてよし」
新作にしてはなかなかの仕上がりだっただけに、オチが残念でした(プロキオンバージョン)。
ま、この結末に突っ込んでしまう我々も大人になりましたということで。

超個人的に色々賞など。
主演男優賞:上川隆也(真田幸村「真田十勇士」)
主演女優賞:野口かおる(笹錦利津子「トリオ」)
助演男優賞:該当なし
助演女優賞:該当なし