« 2020年の感想文 | メイン | 2022年の感想文 »

2021年の感想文

2021年はお芝居4回、落語1回、アイスショー&スケートの試合5回を観に行きました。スケートは本当は6回のはずでした。去年と比べると徐々に日常が戻ってきているなあと思います。来年はもっともっと思いついたら観に行ける日常が戻ってきますように。

4月
「マスターピース~傑作を君に」(TEAM NACS)
どこの劇場で観劇したかはあえて書かない度…☆☆☆☆☆
生で見るのは久しぶりのTEAM NACS。メンバーがそれぞれにソロ活動で蓄積したものを、この時期なのであまり重くなりすぎない軽妙な脚本にぶつけていて、とても楽しく観ることができました。
役の入れ替わりの激しさはNACSならではだなあと。その中でも大泉さんのセンター力と変幻自在な安田さんが凄かったです。

6月
「レ・ミゼラブル」@帝国劇場
こんなに展開が早い話だったんだ度…☆☆☆☆
曲目もストーリーも大体知っていましたが、実は今まで生で見たことがなかったのと、NHKのあさイチでジャン・バルジャン役の吉原光夫さんが朝の9時に生歌唱を披露されていたため(大変そうだった…)興味がわき、観に行ってきました。もちろん、吉原光夫さんの回。生のオーケストラと歌の力にとにかく圧倒されました。(そういえば、ミス・サイゴンもまだ生で観てないなあ…。屋根の上のヴァイオリン弾きは森繁久彌のテヴィエを観たことあるのが密かな自慢(年がバレる))

11月
「アルトゥロ・ウィの興隆」@KAAT神奈川芸術劇場
KAAT行くのも久しぶりでした度…☆☆☆☆
歌と踊りが盛り込まれた舞台。席が後方だったので、他の観客の反応も含めて舞台を俯瞰で観ることができました。「熱狂する大衆のみが操縦可能である」というヒトラーの言葉が表示される中でのスタンディングオベーションでのカーテンコール。色々皮肉で考えさせられました。草彅君は凄かったけど、脚本が示している「そこら辺のチンピラがのし上がっていく話」の主人公にしては最初からオーラが…。

12月
「サンタクロースが歌ってくれた」@サンシャイン劇場(演劇集団キャラメルボックス)
サンシャイン劇場行くのは3年ぶりでした度…☆☆☆☆
祝キャラメルボックス復活公演! 久しぶりのキャラメルのクリスマス公演でした。
懐かしくもあり、うれしくもあり。芥川役の多田君はかなり西川さんの芥川に寄せていたなあ、と思いました。この2年半の間に変わってしまったもの、無くなってしまったものというのは確実にあって、それらは決して元に戻ることはないんだなあ、と実感しました。